深い鍼を使うには、刺鍼技術の習得が必要

深い鍼を使うには、刺鍼技術の習得が必要

鍼は、痛みやだるさの元となるトリガーポイント・マヒ・拘縮に、直接、アプローチできる施術。そのためには、痛みやこりのあるポイントを確認し、的確に患部に届くレベルまで深く鍼を刺す必要があります。特に、深層筋鍼法は、深層筋にまで鍼を届かせるのがコツ。

深い鍼こそ刺鍼技術の差が出る

つまり、上手に深い鍼を刺す技術を身に着ける必要があるのです。

患者様の身体は、その人によって違います。筋肉・脂肪・皮膚の厚さ、刺激に敏感か鈍感か。そこに、何センチ、刺鍼をすれば、OKというマニュアルを作るのは難しく、練習&経験で、手先の感覚を磨いていくしかありません。

深い鍼によるリスク

鍼灸治療でよく使う鍼は長さが4 cm~5cm、太さは0.2mm程度。鍼を刺すと、折れたり曲がったりするリスクはゼロではなく、肺に穴を開けてしまう「気胸」を起こす可能性もあります。皮膚・筋肉・脂肪の下にある内臓を刺してしまうのも、リスクの一つ。

身体の部位によって、肺・腎臓・肝臓などの内臓への深さは違いますよね。ということは、治療する部位によっても、鍼を刺す深さが変わるということ。

鍼の技術をマスターするには、足や腕などから始めましょう。背中や腰は、充分な技術を付けてから。

足に鍼を刺す

深い鍼は、効果があるのでマスターして欲しい

腕のいい鍼灸師になるためには、お客様の症状・身体的特徴に合わせて、最適の鍼をする必要があり、腕を磨くには、勉強だけでは足りません。練習と実践を繰り返して、良いタイミングを身につけていくのが大事です。

目的となる筋肉に刺すためには、刺す位置・刺す角度などに注意した上で、正しい位置に届かせないと効果が出ません。きちんと深くまで鍼が届き、マヒが取れていくと、ズーンというヒビキがでます。

深層筋鍼の感覚に慣れないうちは、万一のリスクを考えて、やや浅めに鍼を刺すことになります。しかし、浅すぎると、マヒや拘縮に届かずに、症状が改善しません。安全であっても効果の無い鍼灸師に施術させてくれるお客様はいないでしょう。

未熟な刺鍼技術は、百害あって一利なし。お客様の身体・症状にあわせた刺鍼技術を身に着けて治療を行ってください。

深い鍼の技術を覚えたい方・深層筋鍼法をマスターしたい方には、実際の現場技術を教えますので、ご連絡ください。

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