鍼灸学校を卒業した鍼灸師に足りないモノ?

鍼灸学校を卒業した鍼灸師に足りないモノ?

鍼灸師は、鍼灸学校を卒業してすぐに一人前になれるわけではありません。そのままでは、鍼灸師として足りないものだらけ。

鍼灸学校では、基本的な理論や鍼のうち方を教わりますが、圧倒的に鍼灸の技術や臨床経験が少ないまま、鍼灸師の資格を取って卒業することになります。鍼灸学校の目的は、鍼灸の国家資格を取得することですから、それも仕方がないのかも。

鍼灸学校での基礎があってこそ、次のステップに進めるので、必要なことは確か。

鍼灸学校卒業時に足りないモノ

  • 実際の患者様を施術する臨床経験
  • 原則的な施術で回復・改善しない様々な症状への対応経験
  • 自分の性格・気質と時代に即した鍼灸技術
  • お客様を獲得・継続して来院してもらうコミュニケーション力
  • お客様に鍼灸院を知ってもらうマーケティング力

時代にあわせて、鍼灸の技術は変化します。なぜなら、お客様の仕事・生活習慣がかわり、それによって、身体にでてくる不調や症状も変化するから。ならば、それに合わせた鍼灸の技術を身に着けなければいけません。これを身に着けることができるのは、実際にお客様が来院する鍼灸院。

お客様は、ベテランの鍼灸師に施術をお願いしたい・鍼灸学校を卒業したばかりの新人では不安だという気持ちを持ちます。

鍼灸学校の生徒同士と互いに鍼を打つ、家族や友人に鍼を打つ。どれも経験を積むために重要な事。でも、その人たちと患者様で大きな違いがあります。それは、鍼灸院に来る患者様は、病院に行っても治らなかった症状の方。そのため、鍼灸学校で習ったセオリーが通じないケースもしばしば。

肩こりは肩井(けんせい)、腰痛は環跳(かんちょう)と効果の高いと言われるツボに鍼をしても治らないことは多いのです。そういった場合にどうするかこそ鍼灸師の腕が試される場。その能力を磨くためには、実際に患者様を治している鍼灸師に教えてもらうことが大事。

見習い修行は昔の事

昔で言う、修行ですね。ベテラン鍼灸師に弟子入りして、何年か修行するというのが、鍼灸師の経験を積むための道でした。

ただし、現代は、師匠と弟子という関係は、なかなか通用しません。給料や待遇・技術は見て盗むといった昔ながらのやり方は古い時代です。とはいえ、鍼灸学校を卒業した方の就職先も少ないのが実情。鍼灸の資格だけ取ったのに、宝の持ち腐れと言う方は多いはず。

そのため、深層筋鍼法をはじめとする様々な鍼灸の技をじっくりと伝えるために、3か月間の講座にしました。一人でも多くの学びたい・勉強したい鍼灸師の方に、自分の技を教えたいと考えています。

鍼灸師カテゴリの最新記事